桜の花盛りもいつしか過ぎて新緑の若葉が春風になびく季節となりました。

皆様におかれましては益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。

わざをぎでは昨年から定期公演を企画し活動して参りましたが今年も会場を同じ浅草ではありますが「浅草ことぶ季亭」に変えて5月と7月に公演を行う予定となっております。

つきましては来月、5月27日㈯に予定される【わざをぎ浅草定期公演～皐月の会～】についてご案内をさせて頂きたいと存じます。

まずは「松の三番叟」ですがこちらはご祝儀として幕開で演奏されることが多く、短いながらもまとまりがあり聞きやすい曲となっております。

続きまして「月の巻」はお月様の季節、秋を連想し萩の名所や虫の声などを掛詞を織り交ぜながら唄いあげる曲であり、また曲中の一部は歌舞伎の御簾で使われる部分も含まれ、お芝居好きの方はお聞きになれば

どこのシーンで使われているかお気づきになるかもしれません。そして「夢空碧蝶姿」は昨年発表させて頂きました新作で幼虫から綺麗な蝶になるまで

の成長を日本の代表的な女性役（遊女・姫など）の物語と組み合わせてブラッシュアップさせた作品となっております。こちらはご好評につき再演とさせて頂きます。

また、人気企画のお客様参加型イベントもご用意しております、こちらは当日のお楽しみとさせて頂きます。

新しいメンバーも加わりました、2017年最初の自主公演です。

皆様お誘い合わせの上、是非お運びくださいませ。座員一同心よりお待ち申し上げております。