「わざをぎ」 とは

~東京藝術大学出身の若手実力派が、400年続く歌舞伎に新たな歴史を創ります~

『わざをぎ』は400年の時を超えて現代に日本伝統芸能を伝える一座です。
所属メンバーは東京藝術大学出身であつめられた若手舞踊家、唄方、三味線方、囃子方、笛方などで構成されています。

わざをぎ ~東京藝術大学出身の若手実力派が、400年続く歌舞伎に新たな歴史を創ります~

この『わざをぎ』という名は日本神話に伝わる岩戸隠れに登場し、日本ではじめて生まれた芸を行う者を指す「わざをぎ(俳優)」という言葉を賜り、自身ら芸人としての起源にしました。 そして歌舞伎舞踊,邦楽の世界は江戸時代より民衆が民衆の為に作り上げてきた娯楽であり、その芸能の在り方の原点に立ち返り、踊り、型、音色、演出技法など一つひとつが折り重なりうまれる伝統の舞台芸術の核をのこしながらも、決して一つの公演スタイルにこだわる事なく、今の時代にあったパフォーマンスでお届けします。

 幅広く様々な形で伝統芸能の世界を多くの方に触れて頂くために結成しました。
 

こだわり

~江戸で花開いた〈歌舞伎〉の世界を、今、改めてこの東京から世界へ発信します~

数ある日本の伝統芸能の中で、なぜ『わざをぎ』が〈歌舞伎〉にこだわるのか。

〈歌舞伎〉は皆さまご存知の通り、日本を代表する伝統芸能のひとつです。
〈歌舞伎〉は「伝統」として継承される部分を大切にしながらも、常に時代にあわせた新たな試みがなされています。400年以上の歴史を持ちながら今もその興行が続けられ、そして人々から愛されている理由のひとつは、この柔軟な構成形態にあると私たちは考えます。

〈歌舞伎〉に付随する音楽もまた同様に、流行を取り入れ、様々なジャンルの音楽を吸収しながら発展してきました。三味線を中心とした旋律楽器、囃子
(鳴物)と呼ばれる打楽器、唄もあり、語りもあり、使用される楽器の種類はもちろん、その多種多様な音楽性は、江戸音楽の結晶体ともいえます。

江戸で花開いた〈歌舞伎〉の世界を、今、改めてこの東京から世界へ発信する。
そのために、『わざをぎ』は〈歌舞伎〉という芸能にこだわります。
 

特別な組織構成

~『わざをぎ』は、お客様のご要望に応じて、伝統芸能の舞台をお届けいたします~

これまでの公演では、演者はその都度召集されることがほとんどでした。楽曲や舞台の性質上、合奏形式でなくてはできないため、舞台では一見チーム化されているように見えますが、集まってもその場限りのメンバーなのです。これでは依頼主は誰に依頼をしたらいいのか分かりません。固定のメンバーではなく、都合が悪ければ流動的にメンバーが変わるので責任の所在もとても曖昧です。他のメンバーに対する信頼も薄く感じられます。我々はこれをひとつの「一座」として組織化しました。『わざをぎ』というひとつの窓口で、舞踊・三味線・唄・囃子をまるごとセットでご提供することができ、簡単に、スムーズに、理想の公演をご依頼いただくことができます。

公演を企画した発起人は、『わざをぎ』に依頼をするだけです。ひとつの窓口から、舞踊・三味線・唄・囃子を招集することができるのです。

ご要望に合わせてメンバーをカスタマイズ、ご予算にあわせた内容を提供して、あらゆる状況に対応できます。また、過去の活動で好評だった内容のテンプレートが豊富にあるので、お客様がより満足する構成作りができ、企画案の段階でそれを分かりやすく提示できるので段取りがスムーズに行きます。

さらに『わざをぎ』としての特徴は、プロデューサーがいることです。第三者的視点からお客様と『わざをぎ』を結びつけ、安心・信頼の舞台をお約束します。
 

座理念

~新しいマーケティングの開発へ挑戦し、業界全体としての仕事量増大を目指します~

「座」という形は、『わざをぎ』と依頼元の双方にとってとても効率が良く、様々な現場へ展開 しやすい方法です。従来のやり方に『わざをぎ』的方法をプラスすることで、新しいマーケティングの開発へ挑戦し、業界全体としての仕事量増大を目指します。演奏者の数は前と変わらない、むしろ少しずつ増えているのに対し、仕事現場は減少し続けているのが現状です。
伝統を次世代へ繋ぐためにも、それがひとつの仕事として成り立たなくては意味がありませ ん。 若手演奏家が希望を持ち、安心して芸に邁進できる場所作りをしたいと考えます。

『わざをぎ』を支える座員は、20代を中心とした若手演奏家・舞踊家で、男女問わず在籍しています。

〈歌舞伎〉にとどまらず、男性主体が色濃く残る芸の世界で、女性演奏家として活躍できるのはごくわずかな人たちだけです。
『わざをぎ』は、女性進出の指示・斡旋を行っています。これまで日本舞踊の伴奏(地弾き) ができる女性はほとんどいませんでした。まず経験することができなかったのです。
『わざをぎ』では女性座員が経験し、活躍できる舞台を行っています。 従来のやり方に従い、座員は様々な現場で各々仕事を行っています。それだけ現場経験が豊富であり、複眼的な演奏、舞台演出、企画構成を行うことができます。
各々の技があるからこそ、それが集まった時、これまでにない舞台を創り出すことができます。
 

 

顧問

 望月 佐幸
 藤間 清継
 高久保 勲
 故 藤間豊之助(過去)

 

プロデューサー

プロデューサー 伊藤剛史 Itou Takeshiプロデューサー 伊藤剛史 Itou Takeshi
1964年生まれ。
1994年までアウトドアウェアー・メーカーのデザイナーMDに従事。ブランドを立ち上げ、OEMなど様々な経験をする。
1995年祖父の呉服店を継承。京友禅専門ブランド「京呉服不二屋」創業。
2009年京友禅の企画・製作集団「ZONEきものデザイン研究所」を設立。京友禅ならではの分業制を活かした新しい制作システムの構築を、優れた職人集団とともに取り組む。ZONE(伊藤)のデザイン着物が全国の小売店に渡る。
2013年立命館大学アートリサーチ・センターとの産学連携協働プロジェクトにより、友禅型や手描き技法を凝らした若冲着物の制作に着手。「若冲プライスコレクション着物」の始まりとなる。
2014年ZONEのビジネスモデルが(公財)東京都中小企業振興公社の推進事業として選出。
ロサンゼルス郊外にあるジョー・D・プライス邸に出向き、若冲プライスコレクション着物の制作販売認定を直接受ける。
2015年大丸松坂屋百貨店が全国から外商部門の上得意客を集めて開催する「貴賓会」に参加。着物・帯など約140点を発表。業界初、京友禅に品質保証となるARシステムオリジナルアプリ開発に、「東京都ものづくり・商業・サービス革新補助金」の認可を受ける。
立命館大学文学部京都学専攻特別講師。
早稲田大学人間科学学術院非常勤講師。

この業界においてチーム化は珍しく、多くは寄せ集めの舞台がほとんどですが、わざをぎは一座として素晴らしいメンバーが揃っており、プロデューサーという演者ではない立場で伝統文化に馴染みのない一般の方々や企業の方でも、ご依頼しやすい環境づくりを目指して参ります。

伝統文化にも新しい視点、新しい発想が必要だということを痛感しており、わざをぎでも新しい企画を積極的に開催することで、日本の伝統文化の発展に貢献していきたいと考えています。

基本内容は古典的なものにこだわり、本来の意味を失わないまま、演出方法やシステム作りを、わざをぎオリジナルのものとして発展させ公演のみならず、鑑賞教室や体験教室などを通して、子供達への普及活動にも力を注いで参りますので、『わざをぎ』一座を宜しくお願い申し上げます。

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