梅雨明けが待ち遠しい今日この頃、皆様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。
先日の皐月の会から一ヶ月が経ちましたが早くも今年２度目の定期公演のご案内をさせて頂きたいと存じます。

始めは前回と同様に「松の三番叟」で幕開きとさせて頂きます。

続く演奏の鷺娘は長唄の中で最もポピュラーな曲目の一つで、恋の思いに苦しむ娘を白鷺の寂しげな姿に重ね合わせたドラマティックな内容となり、クドキ、流行歌、傘づくし、責めと

変化の要素が多く盛り込まれて、都度緩急のある演奏が大変見どころとなっております。

そして舞踊の官女については平家滅亡後、屋島の浦に生き残った官女が、魚を売り、売色もしながら、昔を懐かしむという内容で前半は海女の姿で色気を見せ、後半は緋の袴の官女姿で

薙刀を振るうといったこちらも前半後半で変化に富んだ作品となっております。

最後には好評の参加型プログラムもあり、こちらについては当日のお楽しみとさせて頂きます。

１０月リサイタル前の最後のプレ公演となっております。

是非お誘い合わせの上、ご来場賜りたく一同心よりお待ち申し上げております。

【わざをぎ浅草定期公演～文月の会～】

2017年7月23日（日）

昼の部　14：30会場/15：00開演

夜の部　18：30会場/19：00開演

於：浅草ことぶ季亭　　http://asakusakotobukitei.jp/

入場料：一般3000円、学割2000円

チケットお申し込み： お問い合わせフォーム　or　０５０－３５５７－０３０２（事務局）
※電話受付は平日の９時～１８時　土日祝日は除く